ケロイド治療を決意した話⑤<市販薬の効果について>
ケロイドの治療も3回目が終了しました。
とはいえ、私のケロイドの大きさでは最低でもこれからあと10回近く治療することになると思うのでまだまだ序盤です。前回は痛みが強かったのでこれから心が折れないように気持ちをコントロールしながら頑張らなければ....。
さて、意を決して治療を始めた訳ですが通院する前はなんとか病院にかからずに済む方法が無いかと市販薬を色々試していました。
今回はそのことについて書きたいと思います。※あくまでも個人的見解です。
ケロイドは市販薬で治せるのか
ケロイドを市販薬で治せるかどうかについてですが、私個人的な意見では市販薬では治せないと思います。
アットノン、アトキュア、オロナイン、海外の製品の傷跡の用クリーム等使ったことがありますが効き目は全くありませんでした。(当時、ネットでケロイドにも効くようなことが書いてあったものです)
ただ、乾燥によるかゆみを抑える作用はあったのでケロイド周りの痒みをおさえることはできた気がします。
ケロイドは鈍い痒みや痛みが強い為、掻き傷からさらに広がってしまうこともあります。そのため痒みを抑えるための薬や保湿は大切だと感じています。
市販薬はあくまでも予防のため
市販薬は、あくまでも傷跡を早く治してケロイドにならないようにするための予防としての効果しか見込まれないと感じました。
【ケロイド 薬】で検索すると海外の通販サイトからドラッグストアで売られているタイプのものまで色々と出てきますが、根本的に治すといった点ではほとんど効果は期待できないでしょう。
しかし、ケロイドは火傷、擦り傷、切り傷などのケガや注射などから誘発されて出来てしまうのでとにかく予防することが大切です。ですから、予防薬として使用するのは大いに意味があると思います。
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ケロイド体質の見分け方
ケロイド体質かどうか知る、最初の第一ステップは子どもの頃に受けるBCG注射だと思います。
通常であれば、大きくになるにつれて跡も薄くなってくるものですがケロイド体質の場合は赤く盛り上がり炎症を起こした状態が数年に渡って続きます。
第二ステップは、中学~高校生の時に空ける人が多い耳のピアスです。
穴をあけた部分がぷっくり盛り上がってしまったり、固くしこりのようになってしまっている人はケロイド体質である可能性があります。
耳の穴を空けて、そのような状態になってしまった場合はへそや顔周辺にピアスを空けることは避けた方が無難です。(実際にわたしもへそピアスを諦めたのですが、やらなくてよかったと心から思います)
ケロイドは上半身にできることが多く、腕・肩・背部・デコルテ・耳・顔など傷ができた場合は注意しなければなりません。
傷の治りが遅いなど違和感があったらすぐ病院へ!
明らかに吹き出物や傷の治りが遅いなど、違和感を感じたらすぐに皮膚科に行って診てもらいましょう。
私は背部の肩らへんにケロイドがあるのですが、これは吹き出物から発生したものです。
最初は炎症が収まっていないだけだと思っていたのですが、2か月以上治らなかったのと吹き出物にしては固さを感じた為「まさか」と思って病院に行ったところケロイドだと診断されました。
その時点では小指の先ほどの大きさだったのに、継続的に治療しなかったので今ではその2倍以上の大きさになってしまっています。ただただ後悔です....。
さいごに
ケロイドができるかどうかは、遺伝的な素因があると言われています。しかし、私の場合は親族にケロイド体質の人はいませんでした。
もしかしたら、遠い遠い親戚にいたのかもしれませんが周囲に似たような人がいなかったので予防するといった意識も放置しておくことのリスクも知ることができませんでした。それがここまでの長い期間放置してしまった理由の1つです。
ですので、そのような事が起こらないようにこのブログが「もしかしたら私もそうかも....」と悩んでいる人たちの後押しになることを願っています。
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